未来を創る力

就職氷河期世代こそ独立心を持って生き抜くしかない

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就職氷河期世代の記事を読んだが、結構ひどいことになっている。もう手遅れなんて言われると絶望しかないのでは。同じ世代として何をすればいいのか考えてみた。

https://gentosha-go.com/articles/-/44550

学校教育で刷り込まれた価値観

氷河期世代や非正規雇用の話題が出るたびに思うことがある。
なぜ、雇用されることが前提なんだろうか。

日本の教育は企業へ就職し労働をすることを想定して作られてきたと思う。
学業が終わったら、どこかの企業へ就職ことを前提に、企業での活動に必要な知識やスキルを身につけている。

専門性はあまり必要なく、集団で行動できる、指示命令系統が理解できるというようなことは子供の頃から学んでいる。

何か専門的にやりたいことがあって進学先を選んだなら話は違うが、多数の人は将来何がしたいのかわからないまま進学したことと思う。

企業活動に必要な知識や専門技術は、就職後に学ぶので学生のときにはそれほど考えていなかったのではないか。

とにかく学校教育がそうなっているので、就職することが選択肢になるのは生姜ないことかもしれない。

好景気で企業が採用をどんどんしているような時代だったらそれでもよかったかもしれないが、就職氷河期世代は、派遣規制が解放されたり、不景気だったりと、失業率も10%まで上がっていた。

これまでの教育で刷り込まれてきた価値観は、そう簡単には変わらないのかもしれないが、この世代が今後雇用されて挽回できることはないだろう。

雇用されることを前提とした社会設計

私もそんな就職氷河期世代だが、ちょっと違うのは、進学せず、ビジネスの世界に飛び込んだこと。それほど大した教育を受けていないので、就職というのを前提にしていないのが良かった。

早い段階で社会に出ていたので、自分でお金を稼ぐ喜びと自分で事業を起こす楽しさを経験した。

就職前提、雇用されることを前提としたキャリア設計では、社会や経済の変化について行けなくなるのではないか。

国の救済に頼っていたって進展がないのだから自分でなんとかするしかない。先に紹介した記事では「そもそも期待していない。」とある。

特別なスキルや知識を持っているならすでにどこかで職についているはず。

まずは雇用されるという選択肢をなくす。

そして独立心と自律心を持つこと。

まずは労働に対しての価値観を変えることからだろう。

何をすればいいか

40,50代が大変な世代だ。

だからといって、これからも残りの人生があるわけだし、何らかの手は打っていかなければならない。

何から始めればいいか。とにかく世の中の動きを知ることだ。

まずは本を読む。本ほどコスパの良い学びはない。本を買う金がないなら、少し節約してアマゾンのkindleunlimitedに加入すると良い。

ネットで手に入る儲け情報や、ノウハウ情報はほぼ役に立たない。それより、本を読みまくり自分の頭で考える習慣をつける。

学び続けることも重要なポイントだ。

学校を卒業した途端学びを止めてしまっていないか?世界は変わり続けている。学びが止まるとそこで世界の認識も止まってしまう。

今ではyoutubeなどにも優良な動画があるし、お金を出せば動画教材も豊富に揃っている。

昔よりも学びにアクセスすることが容易になっている。

とにかく受け身にならずに、自立心を持って、行動していくしか解決の道はないだろうと思う。

これからの時代はチャンスだ

今は時代が大きく変わろうとしている時期だ。

これまでの常識が通用しないと言うことは、これまでの慣例に縛られないこと。

いままでの価値観に縛られることなく何にでもチャレンジできる。自分たちのやりたいことを追求して行ける時代になってきた。

これは氷河期世代にとっても大きなチャンスとなる。

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