未来を創る力

社会の変化に対応するためにも、学びを止めてはならない。

学びを止めない

ミドル世代になってつくづく感じることが、学び続けることの大切さだ。

社会の変化のスピードについて行くだけでなく、価値観の変化にも柔軟に対応していかなければならない。

私達はこれまで、学校での勉強期間を終えると、あとは企業活動で必要な知識の習得を主にしてきた。

しかし、これからは企業の中で通用する知識を習得するだけの学びでは足りない。

いろんなことに関心をもって学び続ける姿勢が必要になる。

学び続けると言っても、一体何を学べばいいのだろうか?

社会の変化を学ぶ

インターネットが当たり前になって、大きく変化したのが情報とつながりではないだろうか。

スマホ1つであらゆる知識が手に入り、最新の情報が目の前に流れてくる。

地域の制約もない。

外国の情報だろうが、一瞬で手に入る。

情報を持っていることにそれほどの価値はなくなってきた。

さらに、人とのつながりも大きく変化した。

以前のつながりといえば、仕事に関係するつながりか、町内などのコミュニティのつながりといったごく限られたものではないだろうか。

実際に会ったことがある人同士ということも、付け加えていいかもしれない。

しかし、今はSNSで誰とでもつながることもできる。

知らない人同士の交流も今当たり前のように行われている。

これらの変化はテクノロジーの上に成り立っている。

今ではスマホを持っていることは当たり前で、デジタル前提で社会が成り立っている。

デジタルが苦手などと言っていては変化に追いつけない。

使えることは当たり前として、どう使うかが問題になる。

多様な社会でのあり方を学ぶ

閉じられたコミュニティでは、立場や年齢や性別などがコミュニケーションに影響を与えてきた。

しかし、SNS上のコミュニケーションではそれらは関係がない。

多様性や価値観の違いを許容できないと、炎上や批判の対象になるのではないか。

これまでの、閉じられたコミュニティで通用してきたことが通じなくなる。

自身の経験や専門性、知識で話すのではなく、相手の話を傾聴する。

共感や相手を承認するためのコミュニケーションが必要だと思う。

企業のあり方を学ぶ

ミドル世代の中でも特に団塊ジュニア世代は、仕事が中心の価値観で生きてきたのではないだろうか。

もちろん人によるだろうが、儲け中心、損得勘定で物事を判断しがちなだ。

ビジネスなのだから当たり前と、なんの疑問も持たずに仕事をしてきた感がある。

今の時代はどうだろうか。

脱成長とは言わないが、サスティナブルやサキュラーエコノミーを考えて行かなければならない。

また、組織のあり方にも変化が出てくるのではないか。

web3やDAOと言われるものの登場は、また社会の構造を変えるかもしれない。

予測困難なVUCAの時代

これまでの学んだことを手放すことも必要

社会は変わっていく。

当然それに合わせて自分たちも変わっていかなければならない。

そのためには何かを学ぶということも必要だが、学んできたものを手放す問ことも必要になるのではないか。

いずれにしても、学びを止めることはできない。

ビジネスの未来
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