これは、麻生太郎氏が国会で答えた言葉だ。
このような気持ちで一日を過ごせることが、良い人生なのだろう。
朝の起きがけは、特に一日を左右する大事な時間だ。
「もう起きなければならない」という思いは、単に眠いからだけではなく、これからやらなければならないことは始まるからそうなるのではないかと最近思う。
人生にやりたいことだけなら、それこそ希望とともに目覚められるのではないか。
だが、現実はなかなかそうはいかないだろう。
誰しもやりたいことだけやっていればいいわけではない。
しかし、気持ちの持ちようだということは言えるかもしれない。
科学万能、エビデンスが重視されるような時代に、気の持ちようなんてことを言うと、ただの感想だよね、なんて言われるのかもしれない。
ただ、科学だって間違うこともあれば、定説が覆ることもある。
何より、気の持ちようは何ら難しい準備なども必要ない。
試してみればいいだけだ。
ということで、「朝は希望とともに目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝とともに眠る」について
どのようにすればいいのか考えてみた。
一日のスタートは朝なのだろうが、夜の寝るときから始まっていると思う。
寝る直前というのは、変性意識状態で占筮意識が物事を受け入れやすい状態だと言われる。
潜在意識は、無意識の決定にも影響してくるので大事だ。
ということは、寝るときに良くないことを考えて眠るか、感謝を感じながら眠るかで、いろいろなことが変わってくるのではないか。
寝る直前まであれこれ考えていたり、悩んだりするかもしれないが、これから寝るだけのときに何をしても状況は変わらないだろう。
何かを変えられるのは起きて行動をしているときだけだ。
感謝をすることなんて何もないと、思うかもしれないがそんなことはない。
当たり前に慣れすぎているから気が付かないだけで、感謝することなんていくらでもある。
どんな些細なことでもいいので、何事もあるのが当たり前と思わずに感謝できる事がないか考えてみよう。
朝の起き抜けからネガティブな想像や考えをしてしますと、本当に一日がネガティブなものになる。
人の脳は重要だと考えている事を認識するらしい。
このとき重要だと言うのは良し悪しのことではない。
ネガティブなことを考えていると、脳はその事が重要だと捉え考えている事を見つけ出すように出来ている。
一日の始まりにネガティブなことを考えず、今日も良い日になる予感を感じながら一日をはじめることで、ポジティブなことが見えてくるだろう。
自己実現するためには、この時間に何をするのかにかかっている。
何をするにしても、懸命に働くというのは大事なことだ。
もしかすると、この働くという事をやらされていると感じてしまうのかもしれないが、やらされていると感じているうちは希望を持てないかもしれない。
しかし、日本では自分で決断、選択できる国だし、そうしてきたから現状があるのだろう。
いつでも選択を変えることができるし、自分らしく生きるという決断もできるはずだ。
当然、生きていれば、予期せぬことや、嫌なこと、悩みも出てくるだろう。
しかし、どんな状況でも自分の考え一つでどうにでもなる。
「朝は希望とともに目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝とともに眠る」
これはどんな状況でもできるはずだと、心に刻んでおきたい。