未来を創る力

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Todoリスト

やるべきことをリスト化し優先順位をつけて順番にこなしていくtodoリスト。

生産性を上げるために必要なスキルとして活用している人も多いと思う。

仕事でもプライベートでも活躍してくれるtodoリストだが、最近このtodoリストを使うのをやめた。

古くはシステム手帳から始まり、様々なデジタルツールやアプリを使い、リストにして作業をこなしてきた。

タスクを効率的にこなすことは、充実した一日を送る為に欠かせない。

この種のメソッドやツールは優秀なものが有料無料数多く存在する。

私も多くのツールを使ってきたが、うまく活用できている実感がなかった。

生産性を高めるはずのメソッドが、非生産的に思えてきたことが一番の理由だ。

チーム作業では今でも必要だと思うこともあるが、個人の利用はやめることにし、有料のサービスは解約してしまった。

今考えれば、もっといい方法があるのではないかと、次から次へ新しいツールやメソッドに時間をかけてしまったことが一番非生産的だったかもしれない。

todoリストが使えないと思った理由

仕事の内容にもよるし、うまく使えている人もいると思うので、すべてを否定しているつもりはない。あくまで私の場合はということを付け加えておきたい。

todoリストには今やらなければならないタスクだけではなく、いずれやりたいことや、機会があればやってみたいこと、どこかの時点で必ずやらなければならないことが混在している。

そこに優先順位をつけて優先度や重要度の高いものから、こなしていくというのが基本なのだと思う。

しかし、この混在が集中力を落とす。

機会があればやってみたいという程度の、重要度の低いことが目に入り、余計なを考え注意散漫になる。

そのようなものを、削除したりグループ分けしてりしていた。

細かい内容、手順をリスト化していくのに時間を要したり、リストの完成で一仕事終えたような感覚になってしまう。

しかし、この作業は何の生産もしていない。

ほぼ未完了のリストの中身

リストを作ってもそのほとんどは未完了のタスクになる。

今やっている作業以外のやることは、すべて未完了のリストだ。

それらが並んでいるのを見ると、その量にうんざりししてしまう。

やらなければならない作業量に辟易することもしばしば。

そういうちょっとしたことが集中に影響を与えたり、やる気をそいだりする。

なぜ自分で作ったリストに嫌気がさすのか考えてみたら、頭の中から書き出した途端に、「やりたいこと」から、「やらなければならない」ことに変わる。

やらなければならないことが並んでいるのを見ると、集中力が低下し返って仕事が遅くなる。

todoリストは使って当たり前という思いこみ

todoリストを使うのは当たり前。

生産性を高く保つにはリスト化してこなしていくことが必要だと思いこんでいたこともある。

生産性を高める方法を検索すると、todoに言及する記事が多くみつかる。

当然その記事はリストを肯定するものがほとんどだ。

そのような記事を読んでいるうちに頭の中で常識化して行ったのだろう。

振り返ってみれば、リストを使っていなくても仕事は終わる。

締切に遅れたことも、クオリティが低かったこともほとんどないはず。

必要なことは常に頭の中にあるわけで、その時々で有ることはわかっているはず。

ならばリストを作ることに時間をかけ、未消化のタスクにうんざりするよりはリストをやめてみることにした。

ある統計ではリストの41%は実行されずに終わるそうだ。

1440分の使い方
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ただし、人とのアポイントだけは破るわけには行かないのでカレンダーで管理している。

便利に使えるツールから開放されるのもいいかもしれない。

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2023-01-28 rewrite

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