未来を創る力

非認知能力を磨く

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世界で非認知能力が注目されているという。

非認知能力とは、IQや学力テストなど数値化できる能力ではなく、数値などで測れない能力のことだ。

特に子供の未来のためには非認知能力を育むことが大切だと言われている。

非認知能力とは次のような能力の事で

  • 自己効力感、自己肯定感
  • 自己認識
  • 立ち直る力(レジリエンス)
  • やり抜く力(GRIT)
  • 意欲
  • 集中力
  • 創造性、構想力
  • 我慢強さ

など、主に内面に関わっている能力だ。

子供の成長過程で身につけておくことが大事で、将来にも影響を与えると言われている。

実際にペリー就学前プログラムというシカゴ大学で行われた研究で、就学前に非認知能力を身につける教育を受けた人は、その後の追跡調査で年収や犯罪率などで優良な成績を残したとある。

非認知能力が注目されている理由

子供に必要な能力として注目されているが、非認知能力は大人にも当然必要な能力だ。

社会情緒的能力とも言われるこの能力、なぜ世界でも注目されているのだろうか。

その理由の一つに社会の変化がある。

一昔前は認知能力、すなわち、テストの成績や学歴、出身校などがその人を見る尺度でもあった。頭の良さを数値的に表しての評価だ。

しかし、価値観の変化や多様性が求められる時代に、成績が優秀なだけでは不十分だ。

セルフコントロールやリーダーシップ、人間関係を形成する力などが必要とされる。

より心の持ち方や内面が大切になってきている。

大人になって非認知能力は伸ばせるのか

では、この能力、おとなになってからでも伸ばせるのだろう?

もちろん伸ばせる。

非認知能力の種類を見てみると、むしろ大人こそ伸ばしていかなければならないとわかる。

子供であれば教育過程に取り入れることで身につけていけるが、大人は意識しなければならない。

このブログでもよく出てくる自己効力感もそうだ。

自己効力感

集中力や、レジリエンス、GRITなどはビジネス書も出ていることから読んだ方もいると思う。

どうやって伸ばしていくかは情報を探せばたくさん出てくるだろう。

これからますます、これまでの能力ではやっていけない時代になるかもしれない。

非認知能力というキーワードを意識して、自己能力の好評を目指すのがいいのだろう。

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