行動が新しい発見につながったり、アイデアがあふれることもある。
行動することでやる気が溢れてくる。
成功のためには戦略を立てたり、計画が必要とはよく言われることだ。
そのために調査をしたり、事例を調べたりしているうちに考えすぎにハマってしまう。
考え過ぎは行動を止める。
完全な計画を立てることを意識してしまい、肝心の行動がスタート出来ない。
事業を考えているときなら、理念が、ミッションが、顧客価値がなどと検討事項はたくさんあるだろうが、それでもどこかで動き出さないと、きりがなく時間だけが過ぎていく。
机上の考えだけでは物事は進まないし、動いてからでないとわからないことも多い。
ただ、事業だと関わる人も多いし、検討事項も多いだろうからある程度は仕方がない面もある。
行き当たりばったりではうまく行かないだろう。
個人の場合を考えてみると、行動を先にしたほうが圧倒的にパフォーマンスは上がる。
ゴールを先に設定するということはこのブログでも言っているが、ではどうやったらゴールは見つかるのか。
いろいろ考えていても浮かんでこないし、思いついたものが本当にやりたいことだったのかもわからない。
動き出すと、そのことを好きか嫌いかわかるし、得意不得意や、向き不向きもわかってくる。
そこから目標やゴールを見出して行くほうが早いと思う。
これは、自己効力感が低いときに起こりやすい。
これからやろうとすることの成功体験を積んでいないので、どうなるか予測が出来ない。
やはり、どうなるかわからないことはネガティブに考えてしまうし、悪く考えるのも仕方がない事かもしれない。
ただ、どちらにしても動き出さないことには結果につながらないし、成功体験を積むことも出来ない。
答えを探してばかりいると、動けなくなる。
ネットにはノウハウ記事がたくさんあるし、いろんな方法が見つかる。
それらを試してみてもうまく行かなかったら、次の方法を試してみる。
そうしているうちに、知識は豊富になっていくが、その分選択肢が増えて動くことが出来なくなってしまう。
人は選択肢が多いと何もしないという選択をするものだ。
中でもやる気を出す方法を探してしまうことがあるのではないか。
心理的な方法でやる気を出そうとする。
今日はなんだかやる気が起きない、やらなければならないことがあるのにサボってしまう。
人だからこんなこともあるだろう。
ただ、それをテクニックに求めてもうまく行かないことが多い。
順番が逆だからだ。
やる気は動くから出てくる。
止まっている状態で自然に出てくることはないと思ったほうが良い。
動けないから困っていると思うかもしれないが、まずは何でもいいので動き出すことだ。
私の場合は何でもいいので紙に書くことをする。
いまやるべきことに関係のないことでも構わない。
とにかく思いつくことを何か書くということをしている。
やる気が出なければ、やる気がでないと紙に書く。
ネガティブなことでもとにかく書く。
書いているうちにネガティブな感情が消え、さっきまでの面倒な気持ちややりたくない思いは消えていく。
小さな行動かもしれないが、書くという行動がきっかけになって動きが始まる。