今の自分は理想の自分だろうか?
もし今の自分が理想としている自分像と違うなら、自分の普段使っている言葉に注目してみよう。
人は一日に数万の思考をしていると言われている。
思考は言葉でしていると思うので、毎日数万会の言葉が頭の中で発せられていることになる。
この頭の中で繰り返されている自分との会話のことをセルフトークという。
普段自分がどんなセルフトークを使っているか意識しているだろうか。
日本人は遺伝的にネガティブな正確が強く出ているらしい。
結果的にセルフトークもネガティブなものになりやすく、それが毎日数万回の思考につながるのだから、あまり良い影響を及ぼさないのは感覚的にわかると思う。
逆に言えばセルフトーク次第で状況を良くすることもできるということ。
思考の結果が行動に現れ、その行動が人生を作っているのだとしたら、セルフトークに気をつけることがいかに大事なことかわかると思う。
朝起きたら「あー眠い」、「もう起きなきゃ」、「会社に行きたくない」、「仕事をしたくない」など起き抜けからネガティブなセルフトークを発していないだろうか?
一日のスタートである朝にネガティブな言葉を使ってしまうと、一日ネガティブな感情に囚われてしまう。
朝はなるべくポジティブなセルフトークを心がけたい。
感情が動いたときの言葉には特に意識したほうがいい。
日常には感情を刺激する出来事が毎日のように発生する。
その刺激はだいたい外からくるもので、自分がやりたくなかったり、自分の意見と合わないようなことが起こると大体ネガティブなセルフトークをしてします。
テレビや、動画を見ていてもずっと何らかの言葉を頭の中で発しているのではないだろうか。
「面白くない」「なんで俺がこんなことしなければ」など。
いきなりセルフトークをポジティブなものにしようとしても、長年染み付いた習慣は急に変えられるものではない。
まずは、自分が日頃どんな言葉を使っているか注意深く観察してみること。
そしてどんな時に特にネガティブになっているかを知ることから始めるのが良い。
そしてネガティブなセルフトークに気がついたら少しずつ修正してみる。
なるべくポジティブな言葉を使うように気をつけてみる。
特に、まだ起こっていないことをあれこれ予測し、ネガティブなセルフトークをしていることがある。
これはまだ何も始める前から失敗を予測するようなもので、行動にストップをかける原因にもなるので、起こってもいないことに対してのネガティブなセルフトークだけは即刻やめよう。