コーチングは通常コーチとクライアントとの相互コミュニケーションで進める。
これを自分自身でするとセルフコーチングになる。
コーチングは質問・傾聴・承認というプロセスで進む。
そして、行動に落とし込んで目標達成や自己実現に向かう。
この間コーチは助言をしたりはしない。
あくまでも本人の中にある、思いや考えを表に出すことに集中する。
答えを導き出しやすくするために追加で質問を出したり、内面を話しやすくするような傾聴をする。
そして、本人が導き出した答えを否定したりは絶対にしない。
承認である。
これらのプロセスはすべて自分自身にも活用できる。
大事なのは適切な質問を自分に対してすること。
適切な質問をするのは結構難しいのだが、質問にはい物事を大きく変化させる力がある。
一度で適切な質問をすることは難しいかもしれないが、チャレンジするうちにコツが分かってくる。
いずれパターン別の質問リストを作ろうかと思っている。
自分の言葉に耳を傾ける。
否定したり、反論したりせずに、まずはしっかりと内面の言葉を聞くことが大事だ。
ときに追加の質問をしたりしながら、考えを深めていく。
ゆっくりと時間をかけることも必要になる。
そして内面から出てきた言葉はどんなことであっても承認しよう。
もしマイナスの言葉が出てきたときはどうするのか。
マイナスの言葉が出てくるのは、まだ本当の原因がわかっていない状態だろう。
マイナスのまだ奥にある、本当の気持ちや考えがわかるまで繰り返すといい。
これらのプロセスは結局のところコミュにケーションの技術だ。
相手がいるか、いないかの違いだけ。
セルフコーチングを身につけることで、他者とのコミュニケーション力も上がっていく。
適切な質問と、しっかり話を聞く、そして承認する。
コーチングというと難しく聞こえるかもしれないが、目的をどこに置くかで呼び方が変わるだけ。
やっていることは究極のコミュニケーション技法である。