今はVUCAの時代と言われている。
先行きが見えない不透明な時代なのは誰もが実感しているだろう。
VUCAとはもともと軍事用語として使われていたらしい。
1990年代からある概念だ。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
これらの頭文字をとってVUCAという。
このVUCAと個の時代がどのように関係しているのだろうか。
社会が変容しているのは感じられるが、どのような変化が起こるかは予測が出来ない。
2020年代に入って、社会は様変わりしている。
感染症の拡大。
それに合わせてのロックダウンや行動制限。
これまでに経験したことがないことが起こった年だった。
社会の機能が停滞し、その影響は企業にも及んだ。
リモートワークが中心になり、働き方にも影響が出ている。
そんな中で、仕事に対しての価値観を大きく変えた人も多いのではないだろうか。
さらにテクノロジーの進化が、社会の変化を加速している。
当たり前だが、社会の変化は企業に影響を与え、そのまま個人にも影響を与える。
毎日のようにメディアに登場する、AIやブロックチェーン。
web3という概念も出てきた。
最近の話題では、チャットAIのchatGPTの登場は驚気を感じた。
その他にも画像生成AI、楽曲生成AIなどAI技術の進歩は目まぐるしい。
思ったよりも早く人の仕事を代替するようになるのではないか。
そして、ブロックチェーンを利用したDAOと言われる分散化された組織も注目されている。
これまでは、ある程度は組織の中で生きていくことができた。
しかし、分散化され自律的な組織になるにつれ、個人にフォーカスされる時代になる。
これからの予測できない変化の時代に生き抜くには、自律的に思考し、自己成長をしていく力が必要になるだろう。