コーチングではゴールの設定が一番大事になる。
ゴールがないと目指すべきものがなく、どのように行動していいのかわからない。
ただ、このゴール設定には未来で成し遂げたいような大きなものと、今の行動につながる小さなゴールとがある。
大きいゴール、小さいゴールといったが、抽象と具体と捉えてもらっていい。
未来のゴールは抽象的で、現在の行動は具体的ゴールが必要になる。
人生のゴールのような大きなゴールは、具体的にイメージするのが難しい。
また、「100億企業の経営者になる」のようなゴールだと、達成までのイメージができなくて目標倒れになってしまう。
例えば、「世界的に影響を与える人物になる」、「世界をあっと言わせる」。
「世界の平和に貢献する」というようなものでもいい。
大事なのは自分の価値観から外れないこと。
金儲けや、1億手に入れるのようなゴールにしないことだ。
抽象的なゴールを達成しているとしたら、その時の自分はどんな行動をしているだろうか?
例えば、先程の「世界的に影響を与える人物になる」というようなゴールだとする。
そのゴールを達成しているあなたはどんな行動を取っているだろうか?
そこで思い浮かんだ姿を具体的なゴールに設定する。
具体的なゴールと言っても、「〇〇になる」のようなものではなく、行動にフォーカスしてほしい。
行動でしか、現状は変えられないからだ。
未来のゴールを達成しているあなたは何時に起きて、どんな一日を送っているだろうか。
コーヒーを飲むならスタバかホテルのラウンジかどちらだろう。
その時どんな仕事をしているだろうか。
そのようにイメージをしていくと現状とのギャップがうまれる。
そのギャップを埋める行動を具体的な目標にしていけばいい。
「どうすればゴールを達成できるだろうか?」
そう自分に問いかけながら、毎日の行動を決めてほしい。