職業柄、これからの教育について話し合う機会が多い。
これからどんなふうに社会が変化し、どんな教育が必要になるのかという話題が中心だ。
社会の変化でいうと、最近のAIの進歩がやはり気になる。
ChatGPTがでてきて、いろいろ試していると思っていたより早く変わっていくだろうと実感した。
会話に連続性があり、的確な回答も多い。
プログラミングコードも生成してくれるとなったら、今学校で始められているプログラミング教育なんてどうなるのだろうか。
もちろん万能ではないし、おかしな回答をすることもある。
しかし、2023年の時点でこの精度ということは、2030年頃はどうなっているだろう。
今の小中学生が社会に出る頃には、世の中は様変わりしているのだろう。
勉強の仕方も変わっていくはずだ。
しかし、中高年の認識はなかなか変わっていかない。
テクノロジーに対して、前向きになれない人たちもいる。
そんなに大きく急激にかわっていくはずはないと考えている人もいる。
しかし、今まさに急激な変化の最中なのではないだろうか。
テクノロジーの進歩が止まらない以上、変化するべきは人間のほうだ。
意識を変えていかないと、それこそ社会に取り残されることになりかねないだろう。
AIがこのまま進歩をつづけるなら、教育方面にも取り入れられるようになる。
学校教育には、しばらく大きな変化はこないとしても、外部教育は先端技術を取り入れながら変化していく。
いや、すでに取り入れられている。
そうなると、やはりそっち方面の情報に敏感になっておかないと、情報の格差が広がる一方ではないか。
すでに高品質な教材はネット上にたくさんある。
AIが教育アシスタントになれば、学力面での教育は人がやらなくても済む。