もっと早く取り組んでおけばよかった。
あのとき始めていれば今頃は違ったかもしれない。
あの時やっておけばよかったという後悔は、後から遅れてやってくる。
今すぐに必要のないこと、重要でないことは先送りにしがちだ。
また今度やろうと思っていても、ほとんどの事が実行されない。
TODOリストが片付かないのも同じことだろう。
やらなかった後悔は後から気づくが、その時にどう考えるかが大事だ。
あの時やっておけばよかったと言うだけで、何も始めなければ、また10年経って同じ後悔を繰り返す。
誰にでも経験があるのではないだろうか。
それを繰り返しているうちに時間切れになる。
もし、何かの「やらなかった後悔」があるなら、それは今すぐ始めるべきだ。
いつでも最高のタイミングは「今」だと思えばいい。
先送りしがちなことに、学習、学びがある。
特に大人になってからの学びは緊急度が低いので、他の優先事項の犠牲になる。
しかし、学びこそ最優先で取り組んでもいいのではないか。
学びはリターンが大きいからだ。
だが、学びは結果が見えてくるのに時間がかかる。
それなりの時間をかけて取り組まないと身につかない。
だから後回しにされるのだろう。
何かを学びたい、身につけたいと思ったら、今すぐに始めることだ。
毎日少しの時間でもいい。
何もしないより毎日10分でもやっていれば、10年後には大きな力に変わっている。
学生たちに伝えている事がある。
大人になると、学習の時間を取れなくなる。
本当は取れるのだがろうが、他の優先事項があるので後回しにされがちになる。
だから、学習に多くの時間を使えるうちに、精一杯取り組んでおいたほうがいい。
それでも、後回しにされがちだが、強制的に学習する環境があるだけまだマシだ。
強制的な環境に無い大人たちは、自分の意志で始めなければならない。
学習にしても、何かを始めることも、ベストなタイミングは「今」だろう。
10年後後悔しないために今すぐ始めよう。