「やる気が出ない」というのは、誰にでも経験があることだろうと思う。
しかし、やる気が出ないからといって何もしなければ、業務やタスクが滞り、ストレスが原因で更にやる気を出すのが難しくなる。
そこで、やる気が出ないときの対処法を以下にまとめてみた。
やる気が出ないときの対処法として、様々な原因を探り、対処法を考えるかもしれない。
しかし、どんな対処法を試しても、心身が不調では効果が出ない。
ストレスや疲れがたまっている場合は、休息をとることが重要だ。
十分な睡眠をとったり、瞑想をすることで、神経をリラックスさせることが必要だろう。
特に睡眠不足は様々な不調を引き起こす。
まずはしっかりと、休息、睡眠をとることから始めよう。
休息は大事だが、状況次第ではすぐにやる気を出さなければならないこともあるだろう。
そんなとき効果的なのが、紙に書き出すことだ。
内容は何でもいい。
意味のない落書きでも構わない。
数分、手を動かすことで、高いやる気にはならなくても行動を始めることができるだろう。
やる気が出ない理由を考え、その原因に対する対処法を探すことが大切だ。
誰かに与えられた仕事や、やりたくないことに対してやる気は出ないだろう。
やりたくないことを、やらなければならない状況でモチベーションを高めることは難しい。
それでもやらなければならないことは日常的に出てくる。
そのようなときには、次の目標を設定することが有効だ。
目標を設定することで、やる気を取り戻すことができる。
しかしその目標は主体的で、自分のやりたいことである必要がある。
具体的かつ明確であると目標に対しての行動を起こしやすい。
また、難しすぎる目標では無く、今の実力よりも少し高いくらいの目標から始め、少しずつ難易度を上げていくことが有効だ。
もし他者から与えられて目標の場合、それを包括するような上位の目標を立てると良い。
目標は常に自分が主体ということを意識しておこう。
ネガティブ思考は目的の達成や、やる気に悪影響を及ぼす。
失敗やミスをしたときも、反省して落ち込むのではなく、原因を究明し改善していく事が大事だ。
失敗も一つの経験と捉えられれば、そこから学ぶことは多くあり、自己成長につながる。
自分に対してポジティブな言葉をかけることも大事だ。
人は毎日頭の中で、多くの言葉を発している。
その言葉をポジティブなものにしていくように意識しよう。
動機には内発的動機と外発的動機がある。
外発的動機とは、仕事の成果に対する報酬などで動機づけられることを言う。
会社での評価や成績などがそうだ。
一方、内発的動機とは自分の内側から出てくる動機のことだ。
「好きなこと」とか、「やりたいこと」といったことで、やりがいが生まれやすい。
「やる気」というのは自分の内側から出てくるものなので、内発的に動機づけられているかを確認することは大事なことだろう。
以上、やる気が出ないときの対処法を並べてみた。
しかし、やる気という気はないとも言われている。
やる気に頼るのではなく、自分を動かしやすい工夫をしていく事が大事だ。
これらの対処法を試してみて、自分に合ったやる気の出し方を見つけてみてほしい。