AIは仕事を奪うのか?
いずれAIに仕事を奪われるという話をよく聞く。
個人的にこの表現はいかがなものかと思っているが、最近のAI関連の話題を見ていると、思ったより早く置き換わっていきそうだ。
しかし、テクノロジーが仕事を代替するのは、別に今に始まったわけではない。
基本的に煩わしいこと、手間のかかることをITで解決してきた
なので、今更何を言っているのだろうと思う。
コンピューターの出現が仕事を変えたし、インターネットの普及で世の中は様変わりした。
iPhoneやスマートフォンも仕事の手段を変えたし、リモートワークができるのもテクノロジーがあるからだ。
それで、置き換わった仕事もあれば、新しく生み出された仕事もあるはずだ。
これはもうあらゆる仕事が、というしかないだろう。
クリエイティブ系は残ると考えていた人もいるだろうが、その分野もAIは得意なようだ。
事務系の仕事は基本置き換わっていくと思う。
そのように考えると、置き換わらない仕事を探すことに意味はあるのだろうかと思う。
自分自身が変化に対応できるだけの備えをしておけばいいことだと思う。
というか、備えをせずに無防備でいることがリスクだと認識したほうがいい。
まずは情報をしっかりと集め、真偽が自分で判断できるようになって置かなければならない。
テクノロジーの発展とともに、文化や慣習なども変わっていく。
いつまでも変わらない価値観でいると、時代についていけなくなるどころか、判断を誤る結果にもなる。
新しい価値観を受け入れるようにしていかないと、仕事を奪われるということになるかもしれない。
気をつけておきたいのは、変化は緩やかに来るのではなく、急激に変わるかもしれないということだろう。
何らかの有事が起こった時、一気に変わるかもしれない。
いずれにしても、防災と同じで日頃から備えておくことだと思う。